これが芋焼酎『自立』の原料となります。
基本的に芋焼酎造りに使用されるサツマイモは、できるだけ収量が多く、デンプン量の豊富なものが望ましいのです。長年、さつまいもの品種改良・育種に取り組んできた農水省九州農業試験場は、ついに高デンプンの新品種を開発しました。皮も中身も白いので平成6年に「ジョイホワイト(農林46号)」と命名登録された新品種は、コガネセンガンに比べ、収量はやや少ないものの、デンプン量が非常に多い品種です。
注目すべきポイントは糖化酵素(β-アミラーゼ)を欠くことで、蒸しても焼いても甘くならず、食用には向きません。
最初から焼酎を目的として開発された、焼酎原料用種です。
ジョイホワイトで醸造された焼酎は、飲み口が軽く、癖のない味で、
芋独特の匂いが少なく、フルーティな香り・・・
これまでの芋焼酎とは異なる特徴を持つ新しいタイプの焼酎として、脚光を浴びています。
昨日までに収穫と調整を終わらせ、本日午前中に糟屋郡宇美町にある、小林酒造本店へ納品しました。収穫量は苗を1,600本定植して2,174㎏と、昨年よりも10㌫程増えました。(*^_^*)
昨今の異常気象の中では、まずまずではないでしょうか?
芋焼酎「自立」とは、平成20年度に県と障害者施設(誠心園・玄海はまゆう学園)が共同開発したもので、現在では、福岡県内9カ所の障がい者施設で、芋の栽培と焼酎の販売を行っております。<(_ _)>
今回収穫したイモは、来年3月に平成24年産の芋焼酎「自立」になります。
何本できるでしょうか?
お楽しみに・・・
素晴らしい!
収穫の感動が伝わってきます!!
体調に気を付けて頑張ってくださいね。
収穫量が前年を下回らなくてホッとしています。((+_+))
野菜は天候の影響を受けますからね。
特に葉物野菜なんかは、天候に左右されず安定供給が見込める、
「工場野菜」が増えているのも納得です。
コスト面の問題もあるでしょうが、いずれは穀物も含め、
様々が“モノ”が工場から供給されるのは間違いありません。
「大地の恵み」から「工場の恵み」へ・・・
21世紀という時代は、そういう時代なのでしょうか?