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芋づる式2011年11月16日 23:12


11月も、気付けばもう半ば・・・
放射冷却で今朝も冷え込み、朝の気温はかなり下がりました。(>_<)
日中はポカポカの小春日和。
寒暖差が激しく、風邪を引きそうです。

11月16日_昼

さて、延び延び(3週間)になっていた「サツマイモ」の収穫を、
昨日から2日間に分けて行いました。

収穫前の圃場

100㍍×7畝=1,600本です。(@_@;)
トラクターの後ろに
掘取機なるものを装着し、地中を引っ張っていきます。
そうすると、ゴロゴロとサツマイモが・・・
そこで、地表に出たイモを回収。
便利です。
助かります。!(^^)!

地上に出てきたジョイホワイト

利用者の皆さんが半年間、まごころを込めて大切に育てた「サツマイモ」です。

ジョイホワイト_03

このサツマイモは食用ではありません。
外見からも異彩を放っています。
名前は『ジョイホワイト』といって、皮も中身も真っ白です。

これが芋焼酎『自立』の原料となります。

基本的に芋焼酎造りに使用されるサツマイモは、できるだけ収量が多く、デンプン量の豊富なものが望ましいのです。長年、さつまいもの品種改良・育種に取り組んできた農水省九州農業試験場は、ついに高デンプンの新品種を開発しました。皮も中身も白いので平成6年に「ジョイホワイト(農林46号)」と命名登録された新品種は、コガネセンガンに比べ、収量はやや少ないものの、デンプン量が非常に多い品種です。
注目すべきポイントは糖化酵素(β-アミラーゼ)を欠くことで、蒸しても焼いても甘くならず、食用には向きません。
最初から焼酎を目的として開発された、焼酎原料用種です。

ジョイホワイトで醸造された焼酎は、飲み口が軽く、癖のない味で、
芋独特の匂いが少なく、フルーティな香り・・・
これまでの芋焼酎とは異なる特徴を持つ新しいタイプの焼酎として、脚光を浴びています。

小林酒造本店


昨日までに収穫と調整を終わらせ、本日午前中に糟屋郡宇美町にある、小林酒造本店へ納品しました。収穫量は苗を1,600本定植して2,174㎏と、昨年よりも10㌫程増えました。(*^_^*)
昨今の異常気象の中では、まずまずではないでしょうか?

ジョイホワイト納品


芋焼酎「自立」とは、平成20年度に県と障害者施設(誠心園・玄海はまゆう学園)が共同開発したもので、現在では、福岡県内9カ所の障がい者施設で、芋の栽培と焼酎の販売を行っております。<(_ _)>

今回収穫したイモは、来年3月に平成24年産の芋焼酎「自立」になります。
何本できるでしょうか?
お楽しみに・・・


 

 

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コメント(2)

素晴らしい!
収穫の感動が伝わってきます!!
体調に気を付けて頑張ってくださいね。

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