久し振りの大雨が降りましたね。
冷たい雨です...(>_<)
先週から肌寒かった冬をあっという間に通り越して初夏を思わせるような陽気でしたが、週末にかけて再び普通の寒さに戻っていくそうです。
体調管理には気を付けましょう。
さてさて...3月も半ばに突入し本格的な農耕作業の再開です。
しばらくは天候も安定していたので、植え付け準備等々を万端に整えておきました。
全ての作物に共通しますが、やはり野菜栽培の基本を支えるものは土作りです。
ボチボチと春の訪れを感じています。
まず第一弾は
「ジャガイモ」の定植作業を行いました。
ちなみに「ジャガイモ」は「ナス科」の根菜類で生育適温が20℃前後と冷涼な気候を好み、一般的に春作
(3月~6月)と秋作
(8月下旬~11月下旬)がありますが、ここ福岡では春作がメインと思われます。
最近は家庭菜園もブームを過ぎて定着している感があり、苗や種に関してはシーズン到来前から売りに出されることが多く、その内に...と思っているといつの間にか売り切れていたりするから油断できません。
ということで、ジャガイモの種いもは1月早々に購入し保管をしておきました。
今回は
「メークイン60kg」「ダンシャク60kg」「キタアカリ30kg」の
計150kg圃場は
1a当たり15~20kg必要なので、栽培面積は
10a≒300坪≒1反です。
これで収量は品種によりますが
計1,500~2,000kgを計画しています。
まずは種いもを程よい大きさにカット
(40g前後)し、草木灰をゴシゴシ付けておきます。
種いもは一般に株当り種いも切片重は50gとされ、大きいほど出芽が早く生育も旺盛となりますが、十分に浴光育芽(寒風日光浴みたいなもの)を施せば、30g前後でも生育・収量に全く差はないと思います。
なお私を含めて大多数の方は、この作物を
"ジャガイモ"と呼んでいますが、農林水産省では
"ばれいしょ"と称しており、品種登録における作物名も
"ばれいしょ"となっております<(_ _)>
植付け時は浅め
(5cm前後)に土をかけ、芽が早く出るようにするのが重要です。
植付けが深すぎると出芽遅延を招くため、季節風により表土が飛ばされる地域でない限り、浅植えが絶対有利です。植付けに際しては、1cm深ければ1日遅れるという感覚を持ち、植付深度にバラツキがでないように注意して圃場を操作します(ここポイント!!!)
深いほど出芽が遅れ、病気にかかり易く、茎数も確実に減ります!
だって浅く植えるから
土寄せ(培土)を何度も行うのです。
ジャガイモは何とも不思議な作物です。
生育が非常に早くて単位面積当たりの太陽エネルギー固定率はあらゆる作物のなかでも高く、他の作物が不作の場合でも安定した収穫が期待できる、食料の安全保障上も大変重要な作物であると思われます(食糧の外国依存に事あるときの国内食糧の確保の上では、米なんかよりジャガイモに勝るものはありません)
そして生産物である『いも』はビタミンやミネラルに富む機能性食品でもあり、プロの農家ばかりでなく一般の家庭菜園でも簡単に栽培できることが特徴です。
スペースさえあれば小さなプランターや肥料袋でさえも立派に育てることができます。
まだ間に合いますよ!!!
是非チャレンジを...
気温の変化が激しい近頃ですね、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?農作業開幕!ですね、正式名ばれいしょ!なんですね、お年寄りの方がばれいしょと必ず言われていたことを思い出しました、年寄り言葉と思っていました(爆)正しかったんですね。美味しいばれいしょが育ちます様に!土筆がもう生えているんですね。春ですね~♡
ここ福岡は梅の花がこぼれ、白木蓮の花が満開です。
日中は汗ばむような陽気と、花粉、黄砂、PM2.5で体調がイマイチですが、
頑張らねばなりません(>_<)
農作業は準備で決まる!!!
と思っていますので、これから5月頃までは忙しくなりそうです。
山田川の河川敷には"土筆"が出まくってます。
散歩をしてる人たちも、必ずスーパーの袋(白)を持っていますよ(笑)