もう
6月なんですね。
いやぁ~5月は
「雨が降るのに雨量が少ない」...何とも困った月でした。
だって農業と雨は切っても切れない仲...
通常は自然に降った雨だけで充分に農作物は生長しますが、「種をまいた時」、「苗を植えつけた時」、「あるいは1週間以上雨が降らない時」には、水やりがどうしても必要です。
5月はこの
「灌水」作業をずっとしてた様な気がします(>_<)
さて、営農作業を行う中で何が一番大変かと言えば...
圃場のローテーションです。
特にナス・トマト・キュウリ・スイカ等の果菜類は、土壌病害虫に対して弱く、一度栽培した圃場では3~4年間同じ物を作らないのが原則です。
そのため、栽培品種を多くするとローテーションがすぐに行き詰まってしまいます。
そこで登場するのが「接木苗」日本の農家ではすでに100年も前から実用に供していましたが、近年は耐病性の台木育種や接ぎ木方法の簡易化が図られて利用が増えています。
野菜の苗には品種によって「接木苗」と「実生苗」の2種類が存在します。
(一般的に価格は接木苗の方がかなり高価です)
接ぎ木とは図のように、2種類の植物体をつなぎ合わせて、全く新しい別の植物体を作り出すこと。
接き木植物は、あたかも一つの植物体のように生育しますが、接いだ部分を境に別々の植物で、性質も異なります。
色々ある接ぎ木の利点のうち、もっとも一般的なのが土壌病害の予防でしょう。
(連作障害が減ります)
穂木と台木の組み合わせによってはこの他にも、生育が良くなる、耐寒性が高まる、収量が多くなるなど、さまざまな利点があります。
ただ、
「実生苗はダメ」「接木苗を使っているから安心」という訳ではありません。
基本は土壌消毒や有機物肥料などにより、シッカリとした土作りをすることが大切です。
接ぎ木によってできた株は、台木・接ぎ穂ともに、ある程度生長した植物であるため、ゼロから種を蒔いてスタートする実生苗より、明らかに生長が早い。
従って、開花・結実までにかかる日数も少なくて済むので、効率は良いです。
今日も風が吹いたり止んだりで、作業してると汗がジワジワ。
今週もこの様な空模様が続くそうです。
でも、降りませんねぇ...雨
ここまで雨が降らないとホント心配になります。
雨が降りませんね! 近所の川沿いにあるグロテスクな
河童像 父(加茂坊)500歳、息子(加茂太郎)405歳、娘(加茂花子)404歳に雨乞いしなくっちゃ(笑)
確かにローテーションは大変ですね、狭いベレンダでプランターでのローテーションは超切迫感があります(笑)
基本は確りした土作り!身に沁みました。頑張ってみます。
四季折々の稲築の風景を拝見させて頂く度に、何かしら気持ちがホッとします。
雨が全く降りません(哀)
雨乞いは宜しくお願い致します。
暑い…暑い…今日は真夏日になりそうです(汗)
今日は朝から利用者の皆さんと今世紀最後の「金星の太陽面通過」を観測しています。
空を見上げ過ぎて、首がイタイ…