本日も絶好の作業日和でした。
授産作業(下請け)は、元請け企業が明日から長い長いGWに突入。
現在、出荷調整に入り受注もかなり少なめです。
5月の中旬までは材料も入って来ないので、作業が暇な時間が発生します。
どうしても自動車関連に偏っているので、この様な状況になることがしばしば...
農耕班も定植作業が落ち着き、5月定植分の準備を進めています。
「野菜作りの基本は、まず土作りから」と言われますが、日本は雨が多く手を加えていない土は、ほとんどが酸性の土です。
しかし野菜の多くは弱酸性から中性の土を好むので、苗を定植する・種を蒔く前に矯正しておきます。
その後、肥料を加えて土の基本的な栄養を整えるのが
「元肥」です。
今回は元肥に
「鶏ふん」を投入しました。
「鶏ふん」も一定量以上になると経費がバカになりませんので、知り合いの養鶏場から毎回分けて頂いています。
(ありがとうございます)一般的に
「10㌃当たり1~4㌧」と曖昧な施肥量です。
健康な土にしっかりと根を張り、作物が必要なときに必要な養分を吸収できれば、必ず美味しい野菜が収穫できます。
午前中に
「鶏ふん」を貰いに行きましたが、養鶏場の周辺は匂いの苦情が出るそうなので、山の奥に建てられていることが多く、そしてとにかく規模がデカい。
ニワトリは50,000羽だそうです。(これでも少ない方みたい...)
「鶏ふん」を積んでもらった後、
「卵」をお土産にいただきました。
何?これ...
茶色の方は
『鳥骨鶏』だと分かったのですが、片方は何と薄い青色をしています。
これは南米の
『アローカナ』という珍しい鶏だそうで、世界で唯一のとても美しい青い殻に包まれた卵を産みます。
青色の卵には栄養価が高く、健康面で
「烏骨鶏」以上に今注目されている卵だそうです。
何とも綺麗な色をした卵ですが...もちろん美味しく調理させていただきます。
元肥に鶏糞を使う時と牛糞を使う時の違いがあるのですか?(基本的な事が理解できていませんね(笑))
アローカナと言う卵初めて目にしました。ヒスイ色したとても綺麗な卵ですね!お味は如何だったでしょう?
世の中マダマダ知らない事、目にした事の無いもの・・沢山あるんだな~と思いました。
殻は如何されました?(笑)
ここ嘉麻市は清々しい朝を迎えています。
アローカナの卵、実物は気味が悪いです(笑)
食味は良いとのことなので、「卵かけごはん」で食べてみます。
元肥に堆肥を使う理由は土壌改良、土作り(土壌を柔らかく)に適しているからではないでしょうか?
牛糞は肥料成分がやや少なめで、比較的ゆっくり分解しながら効きます。
分解量が穏やかなので有機物として土に残り易く、土壌改良効果があります(これが目的)
豚糞は窒素とりん酸が多く肥料効果が比較的高い。
牛糞と鶏糞の中間的な性質です(購入先が少ない)
鶏糞は肥料成分が多く、即効性があります。
よって分解も早く、有機物があまり土に残りません(使いきりタイプ)
鶏糞は堆肥の中では最も肥料成分が豊富なようです。
しかし、かなり臭うのでベランダなどで使用するのには向かないかと…
購入先により成分も多少違いますから、堆肥と言っても使い過ぎには注意です。