久し振りのポカポカ陽気です。
このまま春に向かってくれればいいのですが・・・
ネットで野菜の資料を調べていたら、面白いレポートを発見した。
それは『社団法人農協共済総合研究所』という、なんか堅苦しい研究所。
概要はこうだ・・・
農協共済総合研究所は、JA共済関係の総合研究機関として平成3年に設立された社団法人です。当研究所では、地域の皆様の生活の安定および福祉の向上に寄
与することを目的として、農山漁村地域における生命・財産の保障、事故予防、高齢化に伴う諸課題への対応等に関する調査研究および教育研修活動を行ってい
ます。とのこと。
その中の
『調査研究部 高齢社会・生活福祉』濱田 健司氏 (Kenji Hamada)のレポートが、非常に興味深い内容だった。
県と県内複数障害者施設の共同による
焼酎原料生産プロジェクト
~福岡県における芋焼酎「自立」づくり~芋焼酎『自立』のレポートで、非常に丁寧に書かれてある。
経緯は読んでもらうとして、最後に書いてある課題は施設側が抱えている問題を的確に表現してあり、何とも的を得たレポートだなと感心させられた。
ここで不満を言うのは止めておくが、
参加施設が増えると情報の共有や話がまとまらないこと...(>_<)
4年前から障がい者の工賃アップ事業の一環として、誠心園では福岡県と酒造会社との共同事業を行っています。
誠心園は焼酎部会に入りましたが、最初は2施設だけで始まった一番人気のない部会でした。
他施設も色々な部会(焼酎・お菓子・パン・織物etc...)に分かれて、販路の拡大、商品開発にと一生懸命に頑張っております。
今年、焼酎部会は9施設に増え約12,000本、誠心園では約1,800本の焼酎を販売予定です。
2012年新酒の発表会が3月に予定されています。
みなさまご愛飲のほど、よろしくお願い致します<(_ _)>
障がい者の方々の賃金格差には考えさせられる面がとても多いです。
誠心園さんの活動はとてもパワフルでいつも感心させられ、心を燃やす一途な思いが必要だと改めて感じさせて頂いています。
新酒楽しみです。沢山飲ませなくっちゃ!(誰に~?勿論自分にです!笑)
三寒四温に気を付けて下さい。
障がい者にとって働くことの意味は「働くことによって得た収入による生活の保障」のみならず、「働くことを通じた意欲・能力の向上と仲間づくり」や「生活の中心に働くことが位置づくことによる、ノーマルでメリハリのある生活リズムと生活空間の確保」等であると思います。
もちろん自分が作ったモノが売れて他の人の役に立つことは大きな悦びとなるでしょう。
その中のひとつに、工賃アップも含まれているのは言うまでもありません。
どの施設も努力はしているのですが…難しい問題です。