先日、とても素敵な場所に寄ってきたので、少しお話しでも・・・
私は喫茶店が大好きっていうか、あの空間や雰囲気が好きなのです。
謎のおっさん、疲れたサラリーマン、怪しいカップル、謎の商談、営業マンの時間潰し、読書や物書き、思索のために長居したり・・・
昔、喫茶店は何かを期待せずにはいられない大人の世界でした。
時代を経て、最近はチェーン店のコーヒーショップ、洒落たオープンテラスのカフェ、テイクアウトの移動販売コーヒーに至るまで、色々なコーヒーを
飲む場所が増えてきました。
だたし、居心地や雰囲気が良いか?と考えると・・・
福岡の糟屋郡篠栗町にある若杉山ってご存知ですか?
そこの山頂付近にガラスに囲まれた、まるで美術館のような建物が佇んでいます。
『茶房わらび野』です。
近隣の方はご存じかもしれません。
表向きの宣伝は"あえて"してないようですが、建築系の雑誌なんかに、頻繁に取り上げられているそうです。
コンクリートの建物が山中に浮かんでいて一瞬違和感を感じるのですが、時間の経過と共にその建物は周りの緑に溶け込み、落ち着いた雰囲気で、静かにそこにあるという感じです。
その隣には、昔からあるような日本家屋風のお蕎麦屋さんがあります。
『蕎麦文次郎』も落ち着いた雰囲気で出迎えてくれました。
(今度食べます)
「茶房わらび野」は以前からビビッと私の食いしん坊レーダーに反応していたのですが、なかなか行く機会に恵まれず、今回初めて伺うこととなりました。
現在は食事もできるそうですが、目的は2Fの喫茶コーナーです。
座席は全て一方を向いています。
私が訪問した時は、ほぼ満席でした。
これがソファーからの眺めです。
福岡市街の夜景が一望できます。
日没からはチャージ料金(確か300円)を取られますが、私は景観料と思って払いました。
19:00~はピアノの生演奏もあるそうです。(更に+500円)
だから、コーヒーとケーキなんかでも、結構なお値段がかかっちゃいます。
軽食なんですけどね・・・
でも、あんな景色の良い場所で時間と空間を買ったと思えば安いのかもしれません。
接客も良いし、お店の雰囲気は最高、ほんとに素敵なお店なのです。
ただし、子供の入る余地は全くございません。
年齢層もかなり高めであります。
いい年齢の夫婦を何組も見かけましたが、私もあんな風に年齢を重ね、いつまでも一緒にお洒落なお店に行ける夫婦になりたいなぁ~なんて、思いました。
もしお出掛けされるときは、必ずご夫婦で・・・
何かの記念日なんかに、ゆったりとコーヒー・・・絶対オススメです。(*^_^*)
お店の方も「口コミで来てもらった方が独り占めできるでしょ?」的な応対で、
全く商売っ気を感じません。
場所は非常に分かりにくいし、看板や標識のたぐいは全くございませんので、
頑張って自分で探して行って下さい。
私はまた行きたいと思いました。
※ケータイなので、画質が悪かったです。
この素晴らしい景色は、写真ではなかなかお伝えできませんでした。
ゴメンナサイ(T_T)
大きな地図で見る
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茶房 わらび野
福岡県糟屋郡篠栗町若杉20-1
TEL:092-948-6555
時代と共に失われたものは、時間だけではなく、そこで憩う人々のゆとりも・・・
そんな気がしてなりません。
『カフェは時間を買うところ』と、パリの人々がいうように、かつての喫茶店には安らぎがあり、
ゆっくりとした時間が流れていました。
今度、良い雰囲気のお店を見つけたなら、一度立ち寄ってみたらいかがでしょうか?
そこでは、今も濃厚な時間が漂い、追憶の時に遭遇できるかもしれません。
素敵な情報有難う御座います!私も喫茶店が大好きです♡
正にあの空間と時の流れが何とも言えず・・です。
一人で行く事が多いです(笑)篠栗にこんな素敵な場所がるとは・・・
帰省の折には行ってみようと思います。
ここはスタバもタリーズも無い地ですが、昭和ムードたっぷりの古い喫茶店があり
(オーナーさんが皆さん年寄り)レトロをそれなりに楽しんでいます(笑)
1週間毎日違った素敵なカップでコーヒーを飲むのが夢です(未だ達成出来ていません)
喫茶情報楽しみにしています!
純喫茶・・・真鍮製のドアチャイムがカランカランと響いている所ですか?
もちろん店内は薄暗くて、美味しいコーヒーいれるカウンターの向こう側には
偏屈なマスターがいて、その背後の壁はぎっしりレコードが並んでいる。
飯塚近辺では重要文化財的に少なくなりました。
『茶房わらび野』は茶房って名前だけでオーラ出まくっています。
本当にあの夜景・眺望を、写真ではお伝えしきれていないのが残念です。
是非、帰省の時にはお立ち寄り下さい。
年を取っても、素敵なお店を見つけて、そこでゆっくりとした時間を共に過ごす・・・
そのためには、貯蓄せねばっ!と思いました。