出発前に地図を確認すると、なんと高低差350㍍!
40㌔コースにエントリーしたことに、後悔とかなり不安を感じつつ、PM7:00にスタート。
星降る夜に快適なウォーキング!と、軽い気持ちで歩き始めましたが・・・
途中の各チェックポイントや給水所では、梨・トマト・団子・バナナ等々が振舞われます。
ここは13.6㌔地点、第1チェックポイントの馬見神社です。
20㌔・40㌔の分岐点となっており、美味しいトマトを食べて、暫しの休息。(-_-)zzz
20㌔コースはこのまま下り、出発地点まで帰りますが、
40㌔コースはここからが本当の始まりです。
目の前の馬見山を登っていきます。
真っ暗な山道を無言で歩く・・・歩く・・・ただひたすら歩く・・・
ここからは強烈なアップダウンが続き、足や腰が悲鳴を上げ始めます。
街灯がひとつもないので、懐中電灯がないと全く周りは見えません。
懐中電灯で辺りを照らしてみる。
見えるのは暗闇に浮かぶ道路と漆黒の森・・・
前にも後ろにも人の気配が無くなります。(+o+)
第2チェックポイントでは、手作り団子を頂きました。
これも美味しかった。(^_^)/
20.1㌔の第2チェックポイントを越えると完全に自分との闘い。
途中棄権する人は肉体的な疲労はもちろんですが、精神的な疲労もかなりのものかと・・・
あの暗闇は精神的にかなり追い詰められます。(ToT)/~~~
中間地点で時計を確認すると、PM11:40を経過。
この先のことを考えると、気持ちが萎えるのと同時に、だんだん馬鹿馬鹿しくなってきた。
38.5㌔の給水ポイントで、ようやく「ランナーズハイ」みたいな感じに。
既にPM7:00のスタートから9時間以上が経過。
日付も変わりAM4:08に、全員無事ゴールいたしました。(@_@;)
友人に煽られ、軽い気持ちで出場することにしたので、事前準備は一切無し。
しかし、これはウォーキングやマラソンとは、全くの別物でした。
コースの分岐点までは何とか乗り切れましたが、既に基礎体力の無さと、練習不足が露呈。
その後は、足・腰・背中が痛くて痛くて・・・
漆黒の中、周りに人もいない。
聞こえるのは虫の声と川のせせらぎ。
自分はコースを間違えて道に迷ったんじゃなかろうか?と錯覚する。
精神力がキレそうになると、ボンヤリと前方に明かりが見える。
そこは休憩ポイントで、再び精神力を持ち直す・・・
ここで自分がひとりじゃないことを確認できてホッとする。
レースに参加している仲間に連絡を取ろうと携帯を取り出すが、この時代に圏外との表示。
こんな夜中に煌々と明かりを点す運動公園が、あれほど神々しく見えるとは・・・
いやぁ、これほどまでの疲労は経験したことがありません。
しかし、このイベントのためにボランティアで駆け回った地元の人には感服します。
主催したボランティア団体「嘉穂町レクリエーション研究会」の皆さま、チェックポイントやルートで給水や道案内をされたボランティアの皆さま、朝方まで本当にお疲れ様でした。
疲れたけど、良い経験だったと思うことにしておこう・・・
ナイトハイクお疲れ様でした。
40kmもの長距離に加え過酷な登りと
延々と続く下り、この過酷な時間を
仲間と共有できたことに感謝しております。
また来年も参加しましょうね。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
お尻の筋肉痛がかなりキツイです。
あ、そうそうアンパンマンにはどうやら勝っていたみたいです。
来年はのんびり歩きます。
参加された皆さま、本当にお疲れ様でした。
筋肉痛は取れましたが、足首が痛くて歩けません。(ToT)/~~~
何事にも準備が重要だと認識できました。
でも、しばらくは何も考えたくありません。