今日は暖かかったのですが、風も強く何か不思議な天気でした。(^_^)v
誠心園は福岡県のほぼ中央、嘉麻市(かまし)という所にあるのですが、
数週間前、噂話が私の耳に届いたのです。
内容は・・・
「嘉麻市で2月頃、1週間ほど山に籠って何かCMの撮影があったらしい」
「そのCMを発注したのがNTTdocomoらしい」
ム ム ・・・ (@_@)
調べました・・・
ドコモ、シャープ、オリンパスが共同開発した「TOUCH WOOD SH-08C」というケータイの特設サイト用の映像でした。
国産ヒノキ材をボディーに用いた特殊な携帯電話で、限定15,000台。
森林のメンテナンス時に切り出される「間伐材」をうまく活用しようというコンセプトで生まれているみたいです。
なぜケータイの映像撮影に嘉麻市の山の中へ・・・?
理由は動画を見て分かりました。
その特設サイトで2011年3月から公開されている約180秒の映像で、
タイトルは「森の木琴」
ドコモによると、動画は森や木の良さを伝えたいという想いから制作されたそうです。
木琴は全長44㍍で、使われた鍵盤は413鍵!!
撮影は九州・福岡県嘉麻市の古処山(こしょさん)で4日間かけて行われ、スタッフは森の中で1週間キャンプをしながら木琴を作り上げたとのこと。
森の斜面に44㍍にわたって並べられた巨大な木琴が
ピタゴラ装置みたいに動き、『J.S.バッハ』:「カンタータ第147番 BWV147」より、コラール「主よ、人の望みの喜びよ」を森の中で奏でています。
それではご覧下さい。
さすがプロが製作すると景色が違って見えます。
これが古処山の映像とは思えません。
深い森の中に作られた壮大な階段状の装置を木球が転がり、優しい木琴によるバッハの音色が静寂の中に染み渡り、何とも幻想的です。
職人の技術や装置の仕掛けもさることながら、古処山の風景も素晴らしく、映像の最後に転がる木球がケータイの隣にピタッと寄り添う・・・
とにかくカッコイイ、とにかく憎い演出で終わります。
(これTAKE49だったとか・・・)(*_*)
*特設サイトの本編とメイキング映像です。
PLAY WOOD 森の木琴 ~ docomo TOUCH WOOD SH-08C
PLAY WOOD メイキングムービー ~ XYLOPHONE Behind-the-scenes
いつも何気なく事務所の窓からこの山を眺めているのですが、
改めて地元の原風景の良さを再確認でき、心癒されました。(^_^)/~
古処山の尾根伝いには、馬見山、屏山への縦走路もあるので、
今度、トレッキングにでも行ってみようかな・・・
身近な場所でこんな撮影が行われていたなんて知りませんでした。
とっても素晴らしい映像に感動しました。