タイトルにある「プロフェッショナルの条件」と聞くと難しそうですが、「仕事をするための心構え」みたいなものかなと思い、この本を紹介させていただきます。
さて、仕事に対してのプロフェッショナルとは何なのか?
辞書で調べれば、
「ある分野について、専門的知識・技術を有していること、あるいは専門家のこと」
プロフェッショナル 仕事の流儀風だと、
「仕事に情熱を傾ける人の、その仕事振りや仕事における信念」
とでもなるのでしょうか?
by G-Tools , 2011/02/21
何を持って組織に貢献すべきか、そのために何を今すべきかを考える
役割(仕事)に責任を持つ
自分の長所を知り、それが生かせるような仕事をし、長所を伸ばす
短所はあまり気にしない(短所を基準とすると平凡な仕事しかできない)
時間を管理する(守る)
当たり前のことばかりですが、なかなかできないことも多い様な・・・(>_<)
著者は特に、自らの仕事に責任を持つことを切に訴えています。
全ての人が自らの仕事に責任と権限を持たなければならないと・・・
そのためには仕事に対する明確な動機づけ【モチベーション】が必要なのですが、私たちも弱い人間です。多少なりとも仕事に対するモチベーションが下がったり、自分が気付かないところで手を抜いていることがありませんか? あるような気が・・・あるはずです。(日々反省)<(_ _)>
会社でモチベーションを維持するためには、「自分の目的が組織によって定義されているのか」というのが結構大切だと思うのですが、それを全体で持つのではなくて、自分で「自分の仕事がこの会社のどういうところに貢献しているのか」と考える所が重要なポイントではないでしょうか?
「自分の好き勝手なことをやる」ということを目的とした「仕事の面白さ」というのはもちろんありますが、ある意味「組織に貢献する一つのゲームとしての意識」を持ち、そこに真摯に挑むのが現代社会での「仕事に対する動機づけ(モチベーション)」だと思います。
私は仕事に対する不満要因の解消だけでは、モチベーションはアップしないと思います。
個々が自らの源泉に気付くことで初めて「動機づけ(モチベーション)」を形成でき、より良い仕事に繋がるのではないでしょうか?
「明日のために」
「人のために」
仕事ができる人間を追求し続けて行きたいものです。
仕事をする目的は自己成長と社会貢献だと思います。
皆様に喜ばれることで幸せを感じ、自分にできることを一生懸命にする・・・
何をするにでも、「もっと」「まだまだ」「もう少し」と出来ない理由を言わず、
利他の心で仕事をしたいものです。