矛盾とは、正しいことが二つ以上成り立つと発生する一種の例外のことである。
あることを一方では肯定し、同時に他方では否定するなど論理の辻褄(つじつま)が合わないこと。
物事の筋道や道理が合わないこと。
自家撞着(じかどうちゃく)。
矛盾の出典は、中国の『韓非子』の故事に基づく。 その故事とは、楚の国に矛と盾を売り歩く商人が、矛を売る時は
「この矛は鋭く、どんなものでも突き通す」と言い、盾を売る時は
「この盾はとても堅く、どんな鋭い矛でも突き通せない」と言った。 それを聞いた客の一人に、
「それでは、その矛でその盾を突いたら、どうなるんだ?」と聞かれ、返答に困ってしまったというものである。 そこから、矛盾は論理的に辻褄が合わない意味となった。 日本では、矛盾を「敵対する」「戦う」といった意味で使われており、1603年の『日葡辞書』には、矛盾の意味を「武器をとって戦う」としている。
最近気になるテレビ・・・
超矛盾(ほこたて)対決!!
「世界で誰も見たことがない対決ショー ほこ×たて」
「ほこ×たて」 「矛と盾」 「矛盾」(むじゅん)となります。
毎週月曜日の深夜に放送されているバラエティ番組ですが、侮ってはいけません。
これは企画の勝利です。この番組が世に出た時点でテレビ的には成功ではないでしょうか?
"矛盾"という言葉の由来となった故事にならい、論理的に互いに排除し合うモノ同士を現実に対決させてしまう内容。
簡単に言いますと、どちらもナンバーワンと豪語する、全く正反対の性質特性を持ったモノ同士を戦わせて、勝敗を決するという実証番組です。
まさに異種格闘技!技術と意地の戦い!世界で最強のモノをキッパリと決めてしまいます。
それは企業の社運や技術者のプライドを掛けた戦いなのです。
*対戦結果はこちらをご覧下さい。
市場で競合し合う同種の先端技術(製品)同士のシェア獲得競争ではなく、単純に【どっちが強いのか?】【どっちが凄いのか?】という純粋勝負は私にとっては大変面白いのです。何も考えなくて良いので見応え十分です。(^_^)v
そしてバラエティ番組ではありますが、対決する企業にもメリットがあるのではないでしょうか?
*勝者には(場合によっては敗者にも)多大な宣伝効果によって業績も潤うこと
でしょうし、自社の技術を他者にアピールすることができること。
(世に知られることが大切です。)
*敗者には雪辱を期して技術開発意欲に燃え、その欠点を克服した更に良い製品を
作ろうと努力すること。
(技術の発展に繋がります。)
*勝者に触発されて我こそ世界一と自負する企業が、自信の先端技術で挑んでくること。
(井の中の蛙では何もなりません。リベンジも含めて・・・)
絶対穴の開かない金属「NWS超硬合金」で2度も刺客を退けた、
日本タングステンは本社が福岡市にあり、地元飯塚市には工場もある中堅企業です。しかし地元に住んでいながら、この様な素晴らしい最先端技術を持っている企業とは知りませんでした。<(_ _)>
技術立国ニッポン!バンザイ!?(^o^)/
世の中は「矛盾・不条理・理不尽」で溢れています。(>_<)
それらに不満を感じている人も多いはずです。しかしこの日本ではこれが現実なんです残念ながら。本当は努力すれば報われる世の中でないといけないのですが、例えば「人の何倍も休まず一生懸命努力してるのに、テキトーに要領よくやっている人間に負ける」みたいなことはいくらでもあります。
正しい(はずの)事、理に適っている(はずの)事ほど、実行するのに障害があったり辛い目を見る事が多いですね。
でも逃げる事なく突き進む気持ち・・・
自分はそうあろうと強く思います。
逃げることなく突き進む気持ち・・・
僕もそうありたいものです。