当施設は平成13年7月より、社会福祉法人稲築福祉会 障害者通所授産施設 誠心園として開設いたしました。 その後、平成21年4月より誠心園は障害者自立支援法の新体系移行に伴い、障害福祉サービス事業所 多機能型通所施設 誠心園「生活介護」「就労継続支援B型」へ移行いたしました。平成23年11月より誠心園グループホームとして「共同生活援助（はなみずき）」、平成26年12月より障がい者生活支援センター誠心園として「指定特定計画相談支援」、平成31年4月より誠心園グループホームとして「共同生活援助（さくら）」の事業を開始いたしました。

「生活介護事業」は、自立の促進、生活の質の向上を図ることができるよう、通所により創作的活動や食事の提供などの各種サービスを提供いたします。健康状態の確認、日常生活の支援を行うと同時に、介護、生活等についての相談、助言も行います。利用者の方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、日々の生活や日中活動を通して生活支援を行うと共に、利用者一人ひとりの能力に合ったリハビリテーションや各種レクリエーション活動を通じて、生き甲斐のある楽しい豊かな生活の場を提供しています。

「就労継続支援Ｂ型事業」は、一般企業就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方へ、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。活動は事業所内でのダンボール加工、自動車部品のクッション材貼り等の受注加工が中心ですが、水稲・オクラ・カブ・トウモロコシ・キャベツ・ブロッコリー等の定番野菜から、柚子胡椒用のトウガラシ・自然薯等の一風変わった野菜等も生産しています。 また、施設で栽培したサツマイモで作った芋焼酎「自立」や、「なつきちゃんかりんとう」の加工食品も販売しています。 就労活動も利用者の意向を把握し、関係機関と連携して支援を行っています。

「共同生活援助(グループホーム)」は、入居者が地域において共同して自立した日常生活又は社会生活を営むことが出来るよう、身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて、共同生活住居において日常生活上の援助等を適切かつ効果的に行なう場です。 現在グループホームに入居されている方々は、日中は一般の会社で働いたり、福祉サービス(就労移行支援、就労継続支援、生活介護等)を利用されています。