雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
そういう人に仕事丸投げして帰りたい...ブログ担当です。
梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑日でタマリマセン
ここにきて野菜の価格が高騰しているようです。
原因は3・4月の低温、5・6月の少雨、そして7月の高温...
予想はできたのですが、野菜高騰と騒がれて気付くのが田舎暮らしの良い所(^_^)v
8月に入ればジワジワと家計に影響してくるのは間違いないので、可能であれば近所の方から野菜を頂きましょう。
さてさて、誠心園の"加工用トウガラシ"も7月8日(月)に嘉麻市山野地区で栽培検討会が開催され、最終的な出荷の打ち合わせと栽培状況を確認しました。
今年度が初めての取り組み(全員ですが...)でもあり、実がつくまでが予想以上に難しく、風倒・害虫・病気...途中で諦めた方、投げ出した方もいらっしゃいます。
誠心園では若干の風倒以外、害虫も病気も全くありませんでした(ホッ)
※左:ホットパラソルEX 右:大長
こうやって他の圃場と比較すると、誠心園は上々だったと気付くのでした(*^_^*)
一般的な"鷹の爪"とは違って、かなりの大きさです。
"ホットパラソルEX"と"大長"若干の色違いが分かりますか?
そして、7月10日に初出荷を開始。
これで約6.5㌔となります。
8月をピークに10月まで鈴生りに実をつけるそうなのですが、それ以降、水分が足りないのか?暑過ぎるのか?芽掻きや枝葉の調整を行ったのも重なり、花は咲かない、実は大きくならないで、全く収獲できません\(◎o◎)/!
やはり35℃超えの猛暑日が連日続くと...動物も植物も、あまり良い影響はないようです。
ただし収獲ができなくても作業はあります。
今回、トウガラシの仕立て方は第1花直下の脇枝を伸ばしていく"摘心2本仕立て"(わゆるY字)なので、生長すると枝葉を自分で支えられなくなり、強風による風倒や側枝が裂ける等の問題があります。
※側枝は1㍍くらいにまで伸びるそうな...
そこで主枝に支柱はもちろん、伸びた側枝には高さ50㌢位の位置に紐等を張り、垂れ下がりを防がないといけないのですが、それには主枝を支える"イボ竹"1,000本と、紐を張る支柱が4㍍おきで200本が必要です。
イボ竹®(金属製支柱)とは鋼管に樹脂でコーティングを施してあるので、耐候性に優れており、非常に軽い。ただし、1本あたりの単価が高いので、見た目クリソツの激安中国製を...と向かいがちですが、本家の"積水樹脂製"とは金額も違うが、重要な耐久性も全く違う...
(そして中国製はなぜか重い)
通常100本くらいだったら竹で代用しているのですが、サイズも不揃いで準備に手間が掛かりますので...毎年毎年、竹を切ったりイボ竹を買いなおすことを考えると、コストは償却できます。
※水密キャップと特殊コーティングがミソらしい...
とにかく中国製の"イボ竹"はオススメしません。
苦い思い出が...トラウマです(>_<)
支柱も完成品は高いので、ビニールハウス用の単管パイプを切断し、先端を潰して防錆処理を施し完成となります。
トウガラシって枝を触ると簡単に折れるんですよね~
なんともデリケートな野菜です。
もう少し生長すると秋口の台風・強風対策が必要でしょう(+o+)
きょうは二十四節気の『大暑』
暦の上では1年で最も暑い頃とか。
でも、今しか味わえない楽しみもきっとある。
熱中症対策を万全に!!!
頑張りましょう。
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