暑い...8月も終わろうとしてるのに、まだまだ暑い..
でも、朝夕はチョットだけ涼しくなったような...気がします。
秋の気配です。
お盆前にケイトウの出荷でバタバタとしていたら、ピーヒャラヒャラとFAXが...
なんと8月17日(木)に
「カブ栽培講習会」が開催されるとのこと。
仕方ないので行ってきました(笑)
年内出荷のカブについては、9月中旬までに播種します。
準備をしているとアッという間です。
さてさて、今回の講習会は新規or2年目栽培者も多く、案の定ダラダラと長くなり...
不完全燃焼(>_<)
ち・な・み・に..."
飯塚普及指導センター"担当者VS農家!!!
質疑応答の風景をお届けします。
Q:「10a当りの施肥基準が書いちゃーけど、守らないけんとね?」
A:「はい、守って下さい。肥料が無いとカブが大きくなりませんし・・・・・・」
Q:「完熟堆肥を入れるの面倒臭いき、油粕でよかろーもん?」
A:「いえいえ、完熟堆肥を入れて下さい。未熟堆肥や油粕しか準備ができないのならなら、何も入れない方が良いと思います。逆にカブの品質が低下します。」
Q:「肥料は家に余っちょーのがあるき、それじゃいかんとね?」
A:「指定の化成肥料を施用量入れて下さい。入れてもいいですけど、施用量を計算して下さい。それと、平均気温が下がると成分によっては思った以上に効かない肥料もあります。」
Q:「ところで、
シーダーテープちゃ何ね?」
A:「
水溶性のテープ中に等間隔で種子が入ってるとお考え下さい。」
Q:「ってことは、播種した後は水を撒くとね?」
A:「土中の水分で十分だと思われますが、水は撒いた方が発芽率が上がります。」
Q:「去年は"何とかテープ"を前日に外に置いちょったら、夜露で濡れて溶けたバイ」
A:「・・・・・・はい、水溶性なので、もちろん溶けます。」
Q:「手蒔きでもよかろーもん?」
A:「構いませんが、シーダーテープ種子をお勧めします。手蒔きはシーダーテープに比べると、100㍍当り1,000円くらい安くなりますが、10a当りの労働時間を考えると10倍の労力が必要です。それでも1粒づつ蒔かれるのであればどうぞ。」
Q:「そんなんどーでもいいっちゃけど、どれくらいの収益なんね?」
A:「・・・・・・10a当りの試算を出していますが・・・みなさんの努力次第です。」
Q:「はぁ~カブ洗うの寒いで嫌っちゃね」
A:「・・・・・・」
新規栽培者の多くは兼業農家で水稲の栽培を大なり小なりやってきたプロの方々。
しかし、野菜となると勝手が違う...それも、家庭菜園のレベルとは比較にできない...
野菜作りに関しては初心者なのです。
でも、
「カブ部会」で出荷するということは、市場から見ればどれも同じ
「ふくおか嘉穂のカブ」...個々の品質の低下やいい加減さが、必ず価格として返ってきます。
退職後の小遣い稼ぎの人もいるようですが、これで飯を食ってる人もいるのです。
もう少し真剣に...
じゃなければカブ部会になんかに入らず、個人で直売所や道の駅にでも出荷して下さい。
と、苦情ばかりになってしまいましたが、これでも不思議と何とかなります
(@_@;)そして、定年退職者とはいっても、今の60代はとにかくポジティブ
(いろんな意味で...)バリバリです。
はい。
お互いに頑張りましょう<(_ _)>
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