強烈に寒いです。
気温は0℃前後・・・(>_<)
北風が強く体感温度は氷点下で、晴れたり吹雪いたりと不思議な天気でした。
場所によっては積雪や通行止めも見られ、送迎に行けない所もありました。<(_ _)>
明日までは道路や水道管の凍結、農作物の管理に注意が必要です。
さて、これは何でしょうか?
木片みたいですが、竹ではありません。
これは
『皇帝ダリア』の
茎(幹)を切り落としたものです。
茎の直径は5㌢、長さは10~15㌢に揃えてあります。
(茎っていうか幹ですね)昨年末になりますが、誠心園のご近所の方から頂きました。
話を聞くと、暑さに弱くて寒さに弱い・・・
霜に当たると一発で枯れてしまう、なんともデリケートな花。
そして開花が終わり残った幹は、ノコギリじゃないと切り倒せないそうです。
『皇帝ダリア』を増やすには色々な方法があるそうですが、切り倒した幹を保存して来春に植える
『挿し木』法が一番簡単とのこと。
(栽培難易度★★★☆☆)信じられませんが、この節から新芽が出るのです。
保存も
『トロ箱』法が簡単で一番良い方法らしいのでこれを採用。
庭植えは幹を切り倒しても株が地中に残ってますので、露地でそのまま越冬させると株から新芽が出てきます。だから、ご近所に配っても大丈夫だそうです。(*^_^*)
この状態で3月中旬まで越冬です。
掘り出して露地に植えると、秋には支柱が必要なほど巨大な木立に成長します。
サクラの咲く頃に定植しますので、その時はお楽しみに。(^_^)v
家の軒先よりも高く威風堂々と秋の空に延びる姿と、大輪の花を天高く差上げた格好を見ると、誰もが
『皇帝』の名前を納得するそうです。(+o+)
本名は
『木立(こだち)ダリア』と呼ばれ、樹木に劣らぬ立派な幹が花を支えています。
原産地は中南米で標高900~2700mと比較的、
冷涼な気候の山地に自生しており、本来高さが9mにもなるという巨大な植物ですが、日本では気候の関係で4~5㍍前後にまでしか育たないようです。
『キク科ダリア属』の植物は、メキシコから中米に27種が分布しており、茎が木質化する3種が
「ツリーダリア」と呼ばれています。
皇帝ダリア(Dahlia imperialis、D・インペリアリス)は、その中でも特に茎が太くなり草丈が高くなり、日が短くならないと花芽ができない
『短日性』なので、開花期が遅く11月頃から咲き出します。
皇帝ダリア・・・
頂いたものの植えとけば簡単に花が咲くと思っていたが、やはり簡単には育たない。
いい加減にすると、後の苦労を倍加させます。
自分に興味のあることはよく調べるのだが、あまり興味がないと適当に扱ってしまう。
これまた反省。
そして
『ダリア』が人の名前から来ているとは、知らなかった。
広く浅くの知識では人生に厚みが出ない。
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