台風の影響で、週末は生憎の空模様でした。(*_*)
午前中は雨が降ったりと不安定な天気でしたが、午後からは晴れ間も見られ、久し振りに涼しかったです。!(^^)!
ただ圃場にはしばらく入ることはできません。
本日は秋冬野菜の播種作業を行いました。
品種は早生のハクサイ3種類で、約600株です。(>_<)
9月下旬には定植します。
あっそうそう、男の子(人)って、乗り物好きですよね?
先日ニュースで、11月に羽田-広島、羽田-岡山両線でデビューする「ボーイング787 ドリームライナー」(Boeing 787 Dreamliner)の運航初日の航空券が9月1日に発売され、インターネット等での受け付け開始直後に一瞬で売り切れたそうです。(@_@;)
この飛行機は全日空が「ローンチカスタマー」となり開発された、注目の次世代中型旅客機です。
もちろん第1号のデリバリーを受けるのは全日空です。
納機は9月26日。
計画当初の納機は2008年5月の予定でしたが、それから既に3年遅れてしまったわけです。
もちろん、理由もなくそうなった訳ではなく、まさに最新鋭らしい機体になっていることでしょう。
まず、B787がいかに今時の設計であるかというと、航空産業、それも旅客機の開発の歴史は、基本的に3つの要素を目標にしてきたと、集約できます。
速く・遠くに・大きく
今回のB787はこれら全ての要素を、バランス良く向上させています。
つまり、B787は世界中のエアラインの経営に直接影響を与える、エアラインの営業の在り方を変える可能性がある新型機ということなんです。
じゃあ、なぜこれが可能になったかというと、それが例の「Made with Japan」たる所以で、「21世紀の技術」いや「もはや日本製」というところなんです。
【21世紀の技術】
複合的な要素を実現させるためには、機体を全てをブラッシュアップさせないといけません。
その為に、B787では基幹部品に炭素繊維(カーボン素材)をはじめとする複合材が、これでもかと使われています。全て「東レ」の独占長期契約です。胴体には、世界で初めて全複合材製の一体成型の技術を採用し、機体の大幅な軽量化に成功。
カーボンを使う理由は、言うまでもなく軽量化と強度・剛性アップ
(カーボンの強度は鉄の約10倍、剛性は7倍)です。
【もはや日本製】
で、そういったカーボンや複合材の技術を独占しているのは日本です。
B787での日本の部品比率が35㌫という発表されていますが、この35㌫というのは、数字以上の大きな意味があります。
詳しくはこちら・・・
戦後、日本製といえば「ブリキの玩具」くらいしか、欧米へ輸出されていませんでした。
それが高度成長期に、電子部品、電気製品、自動車等々、世界の工場とまで言われ、
「Made in Japan」が世界中で評価された。
しかし、アジア諸国の台頭で、最近は日本製の元気が全くない。
今後は「Made with Japan」が日本の進むべき道ではないかと思う。
100㌫の作業が全て日本で行われた純粋な「Made in Japan=日本製」
の表記を持つ製品は年々減少しつつある。
一貫生産はこれからの時代、難しい。
自国や自社の得意な部分や技術を生かして、部品を造り輸出する・・・
まさに適材適所。
「Made in Japan」で製品を造ろうと思ったら、これからの世界競争には勝てないだろう。
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