先週末から断続的な激しい雨が続いています。
暦通り明日迄は涼しいようですが、明後日からは厳しい暑さが戻って来るとのこと。(>_<)
落ち着くどころか衰えを知らぬ傍若無人の残暑です。
今日は二十四節気の14番目、
「処暑」です。
処暑とは、
暑さが峠を越えて後退し始める頃という意味です。
まだまだ昼間は暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期に突入します。
また、この頃から秋の
台風が訪れるようになるはずですが、近年の台風発生数は記録的な少なさとなっています。
昔から農業ではその時期は厄日であると嫌いますが、確かに台風の影響で農作物がダメになることもよくあります。農業を営んでいる方であれば、心配になって眠れなかった経験も一度や二度ではないはずです。
日本の四季にも台風がもたらす影響は大きいと思います。
しかし昔から天候とも上手く対応し、知恵を出してきたのが我々日本人。逃げることなく、この自然との共存を可能にしました。制覇するのではなく、あえて組み込まれることで独自な間合いを創り、共存文化を編み出しています。
我々の暮らしは、様々な命によって支えられています。
特に食とは切っても切り離せません。
その生命の繋がりの中で、農業を営み、食を得て、生きているのです。
昔から自然を守ってきた農業ですが、効率優先で奪う側に変わらないよう考えていかなければなりません。
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