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苦渋の決断2011年07月13日 19:10


青空が広がって、大変暑い日が続いています。
午前中は毎日晴天、午後から雷を伴う強い雨・・・
本当に困ります。(*_*)

7月13日_誠心園_朝

東日本大震災の発生から4カ月が過ぎました。


この度の東日本大震災の被害に遭われた地域の皆さまに、心からお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。


警察庁によると、7月10日までに死亡が確認されたのは1万5,547人、岩手・宮城で、それぞれ2,000人以上の不明者がいるなど、行方不明者は5,344人となっていて、捜索活動は今も続いている。

東北地方はちょうど11日午前、梅雨明けしたようですが、
がれきの撤去なども思った以上に上手く進まず、復興の足かせになっており、これから暑くなると、衛生環境の悪化も心配されます。


東日本大震災から4カ月も経過するのに、遅れる復興関連法案・・・
「お盆前の全成立」は困難になってきています。
与党はこの大震災を「自分たちの政局安定」の為に利用している様にしか見えない。

〇〇担当大臣は沢山いるが「船頭多くして船山に登る」とはまさにこの状態。
自信のなさの表れが舵取りにも出ています。

つい先日は福島県南相馬市内に住む93歳の女性が自殺されたとか。
家族や周りに迷惑をかけるからとの事です。
「お墓に避難します」と遺言。
痛ましいです。

政府の復興構想会議がまとめた提言で「復興の主体」とされた市町村は、復興のデザインを描く作業を進めています。だが、国の支援の方向性が見えない中、「財源確保」という大きな壁が立ちはだかっているのも事実。

そして被災市町村では行方不明者の死亡を認定する手続きが始まっており、生活再建のため家族の「死」を受け入れ、苦渋の決断をする人が増えています。


死亡が認定されることで、残された家族は「死亡保険金の受け取りが可能になる他、「預貯金」の引き出しもできるようになる。やはり現実の生活の為に、何らかの気持ちの「区切り」を付けて死亡届を出している被災者が多いのではないでしょうか?

現在も雇用情勢・復興状況は一向に改善せず、被災者を取り巻く生活環境は依然厳しいままです。


ノアザミ


復興の手助けとして「義援金を寄付」する、近年著しく進化した「ネットインフラや物流を活用」する、「ボランティア」に参加する等々、支援の形はひとつでありません。
自分たちが無理なく支援できる方法を選んで、これを続けていきましょう。


 

 

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