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筑前の小京都2011年05月30日 21:32


あ~久し振りに晴れ間が戻りました。(^_^)/~

5月30日_誠心園

お花見シーズンもとっくに過ぎてしまいましたが、遅ればせながら「桜」のお話を・・・

筑前の小京都ってどこかご存知ですか?

福岡県甘木市秋月地区は、「筑前の小京都」と呼ばれ、秋月氏、黒田氏の栄華がひっそりと眠る城下町です。
街並みは武家屋敷や土塀、苔むした石垣が続き、五万石の城下町として栄えた秋月藩・・・
今も古に会える場所です。

4月9日(土)、清々しい天気に誘われ突然出掛けてしまいました。
酷道国道322号線八丁峠を抜け秋月へ・・・
嘉麻市は一応お隣になりますので、所要時間は30分ほどで到着します。
もちろん峠に入ると秋月まで信号は全くありません。(@_@)

国道322号線から秋月を望む・・・

やはり山間部なので1週間遅れで桜が満開でした。

杉の馬場

この桜の並木道を「杉の馬場」と言い、昔この辺に杉の大木があったので、この名前が付いたと言われています。

桜並木

約500mのこの道は城跡に通じる道で藩主のお成り道、また藩士達の登城道。時には馬術の稽古も行われ、 当時両脇には土塀をめぐらした武家屋敷が並んでいたそうです。今も美術館や郷土館などが並び、当時の面影を彷彿させる佇まいになっています。


長屋門

五万石時代に秋月城の通用門であった長屋門 は、当時のままの姿で残っています。

黒門

秋月城の表門(黒門)は秋月氏古処山城の裏門だったのが移築されて秋月城の表門となったとのこと。現在は垂裕神社の表門となっています。重厚で古風な趣のある門で墨色に塗られているため黒門と呼ばれています。


秋月中学校

秋月城跡は現在秋月中学校になっており、お城は残っていません。
この中学校の佇まい・・・雰囲気良過ぎます。


秋月眼鏡橋・・・この橋を幾人の人たちが渡ったのでしょうか?

秋月目鏡橋は藩主の命を受け家老宮崎織部が長崎の石工を雇い文化7年(1810年)に築造させた石橋です。 この橋は我国唯一の御影石(花崗岩)造りの石橋であり県指定有形文化財になっています。
当時、秋月城下町の入口にあった橋なので、立派な石橋を造ろうとした意気込みを感じます。

2011_04_09_R.jpg

桜の季節でなくても秋月は風情がある素敵な場所が他にもたくさんあります。
「秋の紅葉」「雪景色」「有名な本葛」や「美味しいパン屋」さん等々・・・
最近では『遺恨あり 明治十三年 最後の仇討』がテレビドラマ化され、秋月藩が取り上げられました。

機会があればいつか訪れてみてくださいませ。


 

 

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