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1カ月・・・2011年04月13日 23:42


季節と時間だけは何事もなかったように流れ、福岡では桜が散り始めています。

ヒコーキ雲

未曽有の被害をもたらした東日本大震災は11日、発生から1カ月が経過しました。
その日の夕方には大きな余震(通常であれば大地震クラス)が起き、現在も余震が続いているようです。

被災地では復興に向けた動きがある一方、原発事故はいまだ収束するどころか、収束の時期さえ見えず、再臨界の危険性を抱えたまま現場で手探りの作業が続けられています。原発事故による放射線被害を避けるケースと地震と津波による家屋の倒壊のケースを併せて、約16万人が避難所での生活を強いられているとのこと。

大震災の死者は13,000人以上、行方不明者は14,000人以上に・・・
なかなか不安が拭い切れない日々が続いています。

徐々に生活基盤の復旧が進み始め、主要な鉄道、道路、空港の再開に目途がつき、被災地との交通は改善しつつあります。
ただ生活に欠かせない上下水道や電気、ガスなどライフラインの復旧はこれからです。


大震災が発生した後の、日本国民の職責を全うする姿や自己犠牲、冷静な行動と美徳は素晴らしいものがあります。

しかしながら日本政府の対応は、世界中で賞賛から非難へと変わってきています。

非難の的を挙げれば沢山ありますが、まとめると政府の対応の遅さ(悪さ)のようです。

義援金や救援物資もたくさん集まっているのに、未だに配分が上手く出来ておらず、なかなか避難所に届かないという問題が起こり、一方では、様々なボラインティアが直接救援物資や食料を持参し、現地を訪れ配っているニュースも見かけます。(なぜ「江頭2:50」の方が迅速なのでしょうか?)

今回の【国難】では民は本当に良くやっているが、官はスピードが遅いという感じです。

これはなぜか?

人手が足りないせいでしょうか?
「規則や制度に縛られて手順を踏んでいるため時間がかかる」とも考えられます。
彼らは長年にわたり、日本特有の硬直した縦割り行政を構築し、大きな既得権階層を形成しています。そこには複雑な利害関係があり、いかに「自らの集団に利益を保護するか」だけなのです。
彼らの行動方式は驚くほど一致しています。
規則や制度に従って事を行っていれば少なくとも間違いはありません。
あえてリスクを冒す必要は全くないのです。

この種の縦割りの体制がこれほど強いのは、それが日本人ないし日本社会の文化に適合している側面があるのでしょう。
だから政権が代わり絶えず大臣を交代させても、「各機関は平常どおり問題なく機能している」のが分かります。
官僚には大臣は必要ありませんが、大臣にはその道の"プロ"が必要なのです。


国難に対して方向を調整する必要がある場合は、政治的に力のある人物であり、
相対的に高い指導能力を持っていなければなりません。
昭和の時代には力のある人物もいたのでしょうけど・・・
想定外の状況というのなら、規則や制度を超えた処理をするための
気概のある指導者の登場を待ち望みます。


スズランスイセン

なかなか区切りはつけられませんが
「私たちに何かできることは、できるだけ普段通りに・・・」
そろそろネジを巻いていきましょうか。


 

 

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