福岡県の県庁所在地であり、行政面などに於いて九州全体を代表する存在ともいえる福岡県の玄関口「博多駅」
新幹線のホームをも擁するこの博多駅の顔ともいえる博多駅ビル(博多口側)がこのほど建て替えを完了。そして3月3日(木)、地上10階、地下3階、延べ床面積約20万平方メートルで、売り場面積(約10万平方メートル)は九州最大で国内でも商業駅ビルとしては最大規模を持つ「JR博多シティ」としてグランドオープンしました。
九州初上陸の「博多阪急」、「東急ハンズ博多店」等が入り、初年度は1日平均約10万人の入館と年間約700億円の売り上げを見込んでいるそうです。スゴイ\(◎o◎)/!
2006年3月から、工期約5年、総事業費約600~700億円を費やしての一大事業。
博多駅舎としては4代目にあたり、実に48年ぶりの建て替えです。
オープン2日目の3月4日(金)
仕事が終わった後、怖いもの見たさで"JR博多シティ"に行って来ました。(^.^)/~~~
到着時間は21:00過ぎですが、都会は違います。
かなりの人混みでした。
さすがに夜なのでそれでも少ないのでしょうけど・・・
とにかく想像以上の大きさでした。
とりあえず断言できることは"JR博多シティ"で満たされない物はありません。
隣にはヨドバシカメラもあるし・・・ん~迷います。\(~o~)/
しかし"オメデタイ話"には必ず裏があります。
福岡いや九州のランドマークとしてこの様な商業施設が建ってしまうと、福岡市天神地区と博多地区の攻防だけではなく、九州福岡への一極集中も更に加速が予想されます。(こういうのって天神よりも周りの方が影響受けるんですよね。パイは限られてますから・・・)今の状況だと、来訪者数や売上高で圧倒していた福岡市天神地区も若干優位性が薄れ、商業エリアとして博多地区の存在感が高まりそうです。(新しいの好きですもんね、特に九州の人)
福岡都心部の本格的な二極化時代も幕を開けますが、限られたパイを奪い合う地区間競争に陥るのではなく、九州全体を含めた広い視野で、共存に向けて調和のとれた地域づくり、街づくりが欠かせないのではないのでしょうか。
今週末には九州新幹線も全線開業しますし、この博多駅から賑わいが伝播すれば大変喜ばしい事です。
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