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蕪(かぶ)2011年01月10日 12:44


前回、七草粥についてお話しさせていただいたのですが、七草粥は食べられましたか?
その七草の中の一つに、菘(すずな)があります。

「菘(すずな)」とは現在の呼び名で「蕪(かぶ)」と言います。

誠心園では昨年10月より、「白盃(ハクハイ)」と言う蕪(かぶ)の生産を行っています。

カブ畑の景色

作付面積は20アール。
かなりの面積です・・・はい。

20アールと申しますと・・・

20アール = 605 坪
20アール = 0.2 ヘクタール
20アール = 2.01666667 反(約2反)
20アール = 2000 平方メートル


とにかく広いんです。(~_~;)

カブ

大きさは「小かぶ」から「中かぶ」
重さは約200gから1000gです。
収穫と出荷は12月から1月末まで続いています。

カブの洗浄

蕪(かぶ)はアブラナ科アブラナ属の越年草。
代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナと数多し。
福岡では、博多据りかぶ(スワリカブ)って言いますね。

蕪(かぶ)はアフガニスタン辺りか、これに地中海沿岸の南ヨーロッパを加えた地域が原産地と言われています。
ヨーロッパで紀元前から栽培され、今では世界中の温帯地方で広く栽培されています。
日本には、弥生時代に大陸から伝わったといわれています。確かなのは「日本書紀」に持統天皇の7年(西暦693年)に五穀(主食)を補う作物として栽培を奨励する御触れを出したと記されているのが最初です。
日本では、このように古くから土着して多くの地方品種が成立し、世界的にみても品種発達の重要な中心地となっています。

蕪(かぶ)は最も古い重要野菜の一つで、全体的な生産量は他の野菜に比べると圧倒的に少ないのですが、少ないながらも約80品種が生産され、多様な品種が存在した伝統野菜の代表例でもあります。


【蕪(かぶ)は野菜の究極の姿と言われています】
現在、全国で生産されている蕪(かぶ)は、幾度となく品種改良を積み重ねてきた物です。
蕪(かぶ)は野菜の中で最も品種改良が進み、"芸術品"ともいわれています。
きめ細かい真っ白な肌、腰高の美しい形、繊細な甘味・・・・・
調理法は浅漬けや、千枚漬け、甘酢漬け等が有名ですが、鮮度が良ければ生食をお勧めします。柿のような歯ごたえと甘みがありますよ。

誠心園の蕪(かぶ)はJAへの出荷が中心ですが、近隣のスーパーや直売所にも出荷しています。

見かけた時には、旬の味を是非ご賞味下さい。


 

 

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