誠心園では営農活動のひとつとして、自然薯(ジネンジョ)の人工栽培を行っているのですが、みなさんは自然薯と山芋の違いをお分かりですか?
自然薯の正式名称は、【ヤマノイモ科ヤマノイモ】
別名:ジネンジョ、ヤマノイモと申しまして、一般的に流通している通称ヤマイモやナガイモとは違います。
現在、山芋の仲間にはいくつかの種類があります。これらの中で、もともと日本の山野に自生していたのが一般的に山芋と呼ばれ、自然に自生している事から自然薯(ジネンジョ)と呼ばれています。これ以外の山芋は外来種と考えられ、主に中国や東南アジア等から入ってきたものと言われています。
つまり、数ある山芋の中でも、自然薯だけが唯一の国産品種であるということです。
以前は、自然薯は栽培不可能とされていましたが、山口県の政田自然農園の創業者「政田敏雄 氏」(故人)が苦労の末、初めて自然薯の人工栽培に成功しました。
そしてパイプを使用した栽培方法が確立され、以来改良を加えながら今日に至りまます。
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